今なおビットコインを「あやしい」「こわい」と感じている日本人は多いようです。
例えば、以下はYahoo!ニュースでの「ビットコイン」関連の今日現在最新のニュースですが、
ビットコイン騒動、あすの分裂回避でも11月に再燃の恐れ
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6248838
そちらのニュースへのコメントの一例です。
「罠の匂いが酷いですね。
新規格の立ち上げ強行を平然とやりそうだ。」「最近TVCMをバンバンやり始めてるね。
かなりヤバそう。」「不安定な物に頼らないほうが得策」
「こんなの必要ないよ、円にドルにユーロがありゃ充分。仮想なんて危ない危ない。」
「こんなのに金投じてるのが信じられない。。。」
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20170731-00000055-san-bus_all
このようなビットコインへの偏見を日本人に植え付けた、過去最悪の事件とは?
ビットコインについての知識や可能性をご存知の方のコメントももちろんありますが、一部の方から上記のようなコメントがされているのが分かります。
このようなビットコインへの偏見を日本人に植え付けた、過去最大の事件ご存知ですよね?
そうです、「マウントゴックス(Mt.Gox)事件」です。
マウントゴックス(Mt.Gox)事件とは?
マウントゴックスとは、2014年2月に経営破たんした会社です。その当時保有していた85万BTC(当時レートで約480億円)と現金約28億円が消失したと発表し、その後20万BTCは残っていたと発表されました。
もともと、マウントゴックスは2010年に設立、日本に拠点を置く当時最大級のビットコイン取引所でした。
そのマウントゴックスの代表取締役がマルク・カルプレス容疑者です。
当初はハッキングにより資産を流出したとされていましたが、その後マルク・カルプレス容疑者の横領の可能性が指摘されており、起訴されました。
最近、その初公判も行われています。
ビットコイン消失、取引所社長が無罪主張 地裁初公判
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10HBU_R10C17A7CC0000/
マウントゴックス事件が与えた影響
このマウントゴックス事件により、当時「ビットコイン」を知らない多くの日本人は「円天と同じ詐欺だ」という認識が広がりました。
マスコミも大々的にこの事件を取り上げましたので、覚えている方も多いと思います。
この偏見が今を持ってなお「ビットコインはあやしい」「ビットコインはこわい」という暗号通貨へのイメージにつながっているのでしょうね。
しかし、「ビットコインの将来性」にここ最近は多くの方が気が付き、今や多くの日本人がビットコインに注目しています。
そうです。
このマウントゴックス事件は、「1つのビットコイン取引所が破綻した」ということにすぎず、決して「ビットコインが悪」ではないということです。
ビットコインに問題があったというわけではないのです。ビットコインは当時も今現在も正常に動き続けています。
マウントゴックス事件の教訓
このマウントゴックス事件で学ぶべき教訓は、「信用できる取引所で取引する」ということです。真相がマルク・カルプレスの横領なのか?ずさんな資産管理なのか?横領がまかり通る内部の問題なのか?ハッキングなのか?現在まだ真相は分かりません。
ただ、こういったトラブルを避けるためにも、まずはあなたが安心して取引できる取引所を選ぶことが重要です。
幸い、優良な取引所も多くあります。
その一例がこちらの三取引所です。
Zaif:口座の開設方法(記事作成中です)
ビットフライヤー:口座の開設方法(記事作成中です)
「安心してビットコインを取引できる取引所を選ぶ」ことをこの事件の教訓として、安心してビットコインを取引することが重要です。