私たちが持っている日本円と、ビットコイン。
何が違うのかを説明したいと思います。
ビットコインは発行主体がありません
まずは「日本円」。こちらはご存知の通り、日本銀行が発行しています。10,000円札にも記載されていますよね?「日本銀行券」。
日本銀行券(にほんぎんこうけん、にっぽんぎんこうけん)は、日本の中央銀行である日本銀行が発行する紙幣である。日本の法定通貨(円)である。
WIKIより。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%8A%80%E8%A1%8C%E5%88%B8
円なら日本銀行、ドルなどその他の国の通貨はその国の中央銀行が発行している主体となっていて、その信用度によって通貨の価値が決まっています。
円やドルなどの通貨は、いわゆる「法定通貨」です。
通貨(つうか、英: currency)とは、流通貨幣の略称で、国家などによって価値を保証された、決済のための価値交換媒体。政府は租税の算定にあたって通貨を利用する(法定通貨⇔仮想通貨、地域通貨)。
WIKIより。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E8%B2%A8
一方、ビットコインはと言いますとこういった発行する主体が存在しません。2009年の運用開始以来、政府や銀行など誰にも管理されず動き続けています。
ビットコインは発行数の上限が決まっている
もう一つの違いは、ビットコインは発行数の上限が決まっていることです。
その上限は「約2100万BTC」です(正確には20,999,999.9769BTCです)。ちなみにいつ頃その上限に達するかは2140年ではないかと言われています。
一方円やドルなどの通貨は、特に発行数の上限は決まっていません。そのため、多くの紙幣を発行することは理論上可能です。ただ、紙幣を多く発行すればするほどその価値は相対的に下がっていき、いわゆる「インフレ」になってしまいます。
インフレーション(英語: inflation)とは、経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。日本語の略称はインフレ。日本語では「通貨膨張」とも訳す[1]。
WIKIより。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
ビットコインは、このように発行数の上限が決まっていますので、利用者が増えれば増えるほどその希少性は高まっていきます。
今後のビットコインの行方がますます気になりますね。