電子マネーとビットコインに代表される暗号通貨って何が違うの?
結構区別がつかない方も多いかもしれません。今回はその違いを説明したいと思います。
電子マネーは発行する企業があります
以前のこちらの記事で、
一般の通貨と暗号通貨との違いって?
http://koremame.site/2017/07/30/post-109/
ビットコインには発行主体がないということをお伝えしました。政府や銀行に管理されていない通貨であるということです。
一方、電子マネーは企業に発行されていて、日本円を電子マネーにチャージし「円」を使用しているにすぎないということです。
例えば、JR東海の「TOICA」(トイカ)はコンビニなどでお金をチャージでき、鉄道の自動改札機の他、加盟店である駅内のコンビニ、飲食店などでチャージした円を利用することができることはご存知の通りです。
要するにお財布からお金を出し入れせずに使うことができると言う点で便利である「円」のデータにすぎないということです。
電子マネーは個人間で送受信することができません
そして、電子マネーはチャージされた円を個人間で送信・受信すること、つまりやり取りができません。
あくまでチャージされた円を、支払いで活用できるように企業が管理しているということなんですよね。
一方ビットコインは、個人間で送信・受信することができます。しかも、やり取りが簡単ということなんです。
電子マネーとビットコインに代表される暗号通貨、似ているようで全く違う通貨ということなんですよね。